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2012
11.21

142年前と同じ場所で

Category: ドイツの話
ドイツ人の多くは、倹約家で古いものを大切にします。
私も、それはよーく分かっているつもりですが
それでも時々 本当にビックリするようなことが・・・

先日、長男が学校から持って帰って来た教科書が、なんだかすごく古ぼけていました。
ドイツの小学校の教科書は、日本のように毎年もらえるわけでなく
学校から借りた本の表紙の裏に名前を書き、 一年使ったら返却して
また次の学年のものを借りる・・・ という繰り返しで
少なくとも 5、6年は使い回しています。

運が悪いと、かなり雑に扱われた本に当たることもあるわけですが
先日、長男が持って帰ってきた  Heimat und Sachkunde  (郷土・事実科)
の教科書は、そういうわけではなく、なんだかえらく年季が入った感じの本だったのです。

表紙の裏に、誰が何年に使ったのか書いてあることが多いので、見てみると・・・
最初に Huber (フーバー) さんという人が使っているのですが
なんと 1987年!
DSCF1655.jpg

フーバーさんの苗字に使われている、この筆記体大文字の 「H」
今では、もう使われていません。
現在、子供達が習っている筆記体で書くと、こうなります。
snap_nirenokomichi_2012111125131 - Kopie
Huberさんが、息子と同じ 小学校4年生の時にこの教科書を使っていたとすると
彼は、 現在 34歳!
息子の学校は、 10年程前に出来た比較的新しい学校なので
この教科書は元々他の学校で使われていたらしく、以前の学校のスタンプが押されています。
学校で使用しなくなった教科書を、他の学校に回して25年も使用する 
(まだこれから数年  (数十年かもしれないけど)  は使われるでしょうから、 多分 30年以上)
・・・って、 日本では考えられないですよね 

郷土の歴史の本ですから、それはそれは古い街の写真がたくさん載っているのですが
日本ほど風景が変化していないので、 あちこちに知っている場所が出てきて
見ていて飽きません。

その中でも特に古いのが、この写真だったのですが
ひと目見て、すぐにどこなのか分かったので、 今日 同じ場所で写真を撮ってみました。

まず、この写真は、 1870年 (明治3年) に撮影されたものです。
 (ちなみに、日本人によって写された写真で、今も残っている一番古いものは
  1857年 (安政4年) に撮影された島津斉彬公の銀板写真だそう)

DSCF1610 (2)
そして、こちらが 142年後の  2012年 11月 20日
DSCF1748.jpg

今 ニュルンベルクの街中では、11月 30日から始まるクリスマス市の準備をしているので
屋台や飾り付けがちょっと邪魔なのですが、同じ場所であることがすぐに分かると思います。

しかし上の写真、142年も前なのに、すごく鮮明に写っていますね。
これ、本の写真をコピーしたわけではなくて
本の写真を私がカメラで撮影したものなのですが、それでもこんなにハッキリしています。
逆に、私の写真のほうが、暗くて分かり難くてごめんなさい   という感じ。

この街の中心には川が流れているのですが、川に掛かる全ての橋の絵なども
本に載っているので、 本を持って見に行きたい!  と思ってしまいました。
この本を読まなかったら、橋なんて気にもしなかっただろうなあ・・・
今は寒いからイヤだけど、夏になったら行ってみようか・・・

などとウキウキ 考えたのに、子供達は全く興味なさそう。
私も社会や歴史の授業なんて、昔は全然好きじゃなかったもんね。
子供なんて、そんなものか。

しかし、20年以上同じ教科書を使っていたら、パパやママの使った教科書が
偶然子供に・・・  なんてこともあったりして!   
あっ、 パパやママの担任だった先生が、 子供の担任に・・・
ってことはドイツの田舎だと、たまにありますよ。  
うちも幼稚園の先生がそうでした~~~    ふふふ  


我が家でみつけた古い物の話、 次回に続きます。



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コメント
コンニチワ!

教科書は、日本では考えられないですね~。
モノを大切にする環境が
すでにあるのですね~。

私には小学生の子がいるのですが、
教科書の厚さが、どんどん増えて
宿題も、考える問題が増えて
大変そうです。
前が、ゆっくり過ぎたのかもしれませんが・・・。

年の差が二つ離れているのに、
同じものをだいたい同じ時期に
暗記させられたりしています。こんなにコロコロ変わって
イイのかな・・・・と、
逆に、心配になっちゃいます。

ドイツか~どこを
写真とっても絵になるでしょうね~。
成人(なりびと)dot 2012.11.22 13:30 | 編集
pau pauさん、こんにちは!
最近うちでもドイツのまつわる古いものを押入れから発見しました。
それは「DORADA」というボードゲーム。
ドイツRavensburger社というメーカーが販売していたゲームらしいです。
遊んだ記憶も、我が家に何故あるかもまったく覚えがないのでネットで調べてみると、1988年に発売され、今は絶版になってるボードゲームのようです。
パッケージには「1989 MADE IN WEST GERMANY」と表記されていました。
ベルリンの壁が崩れる直前の物ですね。
意外なところで、ちょっぴりドイツの歴史を感じました。
Michidot 2012.11.22 15:09 | 編集
ドイツ人はケチ....言え、倹約家って言いますよねェ。
それにしてもその教科書はスゴイですねェ!そんなに使いまわすんだァ~~!
きっと彼も昔を懐かしむかな....と、ダンナに聞いてみたら
「えっ!新品だったよ」ですってー!ホントかいな?
「表紙の裏にフーバーさんとかって名前書いてあったでしょっ!」(←強制してるし!i-229
って誘導尋問してみたんですけど、証言は覆らなかったデス。
それって地域によっても異なるんでしょうかねェ?

ところでおウチはニュルンベルクの近くですか?
ココとソコを行き来してる人が「チョコバナナ屋」(他にも商品あるでしょうが)を
やってるみたいで~す。
ケイdot 2012.11.22 17:04 | 編集
ブログへのご訪問とコメント、どうもありがとうございます  v-344 
少し前の日本は  「ゆとり教育」  でのんびりしていたのに
最近は、また詰め込むほうに変わってきたようで
子供達も親御さん達もそれに振り回されてしまって大変そうですよね。

ドイツは、日本とは学校のシステムがかなり違い
4年生が終わった時点で、 将来 大学に行くかどうか決めないといけなくて
勉強についていけないと、小学生でも簡単に落第させられるので
家でかなり勉強させないといけないんです。
日本の小学生より早くから将来について真剣に考えないといけないので
そういう点では日本よりちょっと大変かな・・・ と思います。
特に、うちの子供達のように のんびりしている子は。

でも、日本は漢字がたくさんあって、それを覚えるだけでもひと苦労ですし
大勢の子供たちと学校にいる時間が長いので、友人関係が複雑そうだし・・・
やはりそれぞれの国に難しい問題がありますね。

しかし日本の教科書は使い捨てすぎて、本当にちょっと勿体無い気がします。
図工まで教科書は要らないような・・・  f(^^;)

pau paudot 2012.11.22 17:13 | 編集
こんにちは  v-278
Dorada というゲーム、知らなかったのですが
今でも普通に amazonで販売されていましたよ~。
在庫は、あと一つみたいですけどね。
http://www.amazon.de/Ravensburger-Dorada-von/dp/B00102FUCK
しかし、どうして、このゲームがMichiさんのお宅にあるのか
分からないっていうのは謎ですよね!
それも時代が時代ですし・・・

少し前に  「 Mensch ärgere Dich nicht」  というゲームの話を載せたのですが
http://nirenokomichi.blog.fc2.com/blog-entry-93.html
ドイツ人は皆、今でもこういったボードゲームが大好きなので
Michiさんも ぜひ Dorada で楽しく遊んでみてくださいね~。
あっ、日本語の説明書は付いているのかな・・・?
日本で販売されていたものですよね・・・ v-361
pau paudot 2012.11.22 17:32 | 編集
えっ、 ご主人の教科書は新品だったのですか?  v-405
オットに聞いてみましたが、やはり彼の時代も使い回した教科書だったようです。
友人のブログを見ても、違う地域の方のブログを読んでも、大抵 新年度には
「教科書は使い回しで、学年ごとにカバーをかけないといけない」 と書かれているので
これは多分 全国の小学校で同じではないかと思いますが・・・
ご主人、私立の小学校に通われていたとかではないですか?
でも、普通は数年毎に入れ替えているので
丁度新しい教科書が当たる、 ということも もちろんあると思います。

そうです、 ニュルンベルクの近くですよ~。
フルーツのチョコ掛けのお店、たっくさんあるので分からないのですが
次男はそういうお店大好きなので、お世話になっているかも・・・ (*^m^*)
そちらとこちらを行き来している方もいらっしゃるんですね!
pau paudot 2012.11.22 17:51 | 編集
えっとぉ.....
帰宅したオットを捕まえて確認したんですが「ふんっ!私立なんて行くワケないじゃんっ!」ですって!
ではその数年毎の入れ替えに、上手い具合に毎回当たってたのか???
.....それで分かりました.....
ヤツは希少な幸運をその時に使い果たしてしまったんですね...うぅっe-259
ケイdot 2012.11.22 22:59 | 編集
いやいや、 ご主人、 相当な強運の持ち主なのでしょう  v-354

ドイツの町や学校も色々でしょうからね。
ただ日本のように、税金を使って個人的に何冊も教科書をもらえることはないと思うので
(息子達は日本国籍を持っているので、日本の教科書も国(日本) から
 無償配布されているのですが  「税金から支給されているので大切に使うように」 と印刷されています)
いつも新品をもらえたのなら、無料ではなく親御さんが購入されていたのではないかなと思います。
先生によっては、授業中に使う問題集などをたくさん購入させられることもありますので。
子供は、どれが教科書的な本で、どれが問題集の類か分かっていないでしょうし
親が購入していることを知らないかもしれません。

・・・と、 ここまで書いて 少し検索してみたら分かりました。
やはり有料です!
デュセルドルフ大学で日本語を教えていらっしゃる方が、詳しく書いておられるので
こちらを読んでみてくださいね。

http://megimigi.blog.so-net.ne.jp/2006-10-23
pau paudot 2012.11.23 05:48 | 編集
日本の商社が販売していたもので、箱にも日本語でタイトルが併記されています。
もちろん説明書も翻訳されています^^

それ以前に遊ぶ相手が居ませ~ん(笑)
armer einsamer Michi. \(^o^)/
Michidot 2012.11.26 19:30 | 編集
日本の商社が、日本語のタイトルと説明書も付けて販売していたんですね。
ドイツでもあまり知られていないゲームだと思うのですが
何か商社の人のツボにハマる部分があったのでしょうか・・・?
それとも 当時の Ravensburger 社の 一押し製品だったのかな?
機会があれば私もやってみたいです。
お友達や親戚を誘って新春ゲーム大会!  お正月に、どうでしょう  v-411
pau paudot 2012.11.27 05:46 | 編集
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