--
--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2012
11.24

彼が再び・・・!?

ダイニングテーブルで、長男がオットと一緒にコンパスを使って宿題をしていたのですが
オットが出してきたコンパスのセットを何気なく見てビックリ。

DSCF1682.jpg DSCF1680.jpg

以前、義妹が使っていたものらしく、 名前と当時の学年が書かれたシールが
貼ってあるのですが   7年b組・・・  中学一年生!
DSCF1679.jpg

義妹は現在 42歳ですから・・・  30年前の物です。
Faber-castel はドイツの有名な文房具メーカーですし、かなり高価なものだったのでは
ないかと思いますが、 それでも こんなに長く保管しておくって・・・ 
日本人には なかなか理解し難いでしょ  ? 

シールに書かれた数字の 「7」 も、 若いドイツ人達はもう使いません。
前回の記事のフーバーさんも、 78年の7を こうやって書いていましたね。
現在は右のように、上の横棒は真っ直ぐです。 
(でも、斜め線が入っていないと7だと思われないので、日本人が書く7は、よく1と間違われる)

snap_nirenokomichi_201211519311 - Kopie

まあ、ドイツでは  ドイツ人夫の母親が 「息子が赤ちゃんの時に使っていた服よ~」 と
孫の為に、 30年程前のベビー服を持ってくる
  というのもよく聞く話ですし
うちの義母なんて、 結婚式の時に使ったブーケを (生花をドライフラワーにしたもの
・・・といっても、真っ茶色!)  今でも大事に保存しているくらいですから
30年前のコンパスくらいは、 普通なのかもしれませんが  


我が家には、義父が大切にしているこんなものもあります。
1933年11月 12日 に、 次男が通う 地元の小学校前で撮影された写真。

DSCF1658.jpg

この年の1月に、ヒトラー内閣が発足していますので
旗には、  逆鉤十字 (ハーケンクロイツ) も見えます。
DSCF1665.jpg

この写真だと小さく見えるのですが、 額に入った かなり大きなもの。
DSCF1670.jpg

写真は地下にあるのですが、子供達は怖がって一人では地下に行かないし
写真も絶対に見ようとしません。  私も若い頃は、ちょっと薄気味悪いような気が
しましたが、 歳と共に、この写真が好きになりました。
ここに写っている人達は、この先、国がどうなっていくのか・・・ きっと知らなかったでしょう。
日本人に似て生真面目であるが故に、頭の狂った総統に忠実に従っていってしまったドイツ人達。
特にこんな田舎の人達だと、気付いた時には  「なんだか恐ろしいことになっていた・・・」
のではないかなと想像します。  まあ、戦争とは、いつの世もそんなものなのでしょうが。

義父母だって、もう戦争を知らない世代ですからね。
本や映像からの情報だけでなく、 こういう写真を見ることで
いつか子供達も戦争や政治に興味を持ってくれたら嬉しいな・・・ と思っています。


でもね、 最近、ドイツでは、 こんな本がすごく売れているらしいのですよ。
ER IST WIEDER DA   「彼が再び現れた」   (邦題が分からないので、私が勝手に訳しました)

   31mO+QDXudL._BO2,204,203,200_PIsitb-sticker-arrow-click,TopRight,35,-76_AA300_SH20_OU03_ 画像は amazon より

もちろん 「彼」 とは、 あのチョビ髭の独裁者。
現代に彼が現れたらどうなるか・・・ という設定の小説みたいですが
こういう本が出る時代になったんだな・・・  とちょっぴり残念。

このタイトルは、 1966年に  Marion Maerz (マリオン・メルツ) というシンガーが歌った
「Er ist wieder da」(エア イスト ヴィーダー ダ) と、わざと同じにしたのではないでしょうか・・・ 
この歌の大ヒットにあやかって。
   51sQ3W5FLWL._SL500_AA300_ - Kopie 日本の amazonマーケットプレイスでも購入可能。


でもまあ、倹約家には間違いないけど、 商売上手とは全く思えないドイツ人。
この本は、そこそこしか売れずに終わるんじゃないかな・・・ と
私は思うんですけどね、 どうでしょ  



スポンサーサイト

コメント
お久しぶりです~、何だか忙しくてなかなかコメ出来ませんでした。

教科書や文房具を伝え継ぐ…いいですよね。昔は日本でもそうだったはずですが、どんどん新しいものに取り換えさせられてる気がします。ちなみにうちの学校の図書館にある地球儀…古いもので中華民国だったり、日本の領土が南方にあったりと、戦前のもののようです。古いからポイっと捨てられる前に、こっそり持ち帰ろうかなw
momo-cafedot 2012.11.25 14:10 | 編集
お久しぶりです  v-410
修学旅行や演劇の大会があったりして、本当にお忙しそうですね。
新婚さんなのに、なかなかご家庭でのんびりというわけにもいかないのではないでしょうか。

日本は何でもドンドン新製品がでてきて
新しいものがよいもの・・・ みたいになっちゃってますからね。
子供も一人だけ古いものを持っていたりしたら、いじめられそうだし・・・ 
親は古いものを使わせたくても難しいですよね。

中華民国や南方に日本の領土がある地球儀、いいですね~。
息子達も5年生くらいになったら地図帳を借りてくるそうなので
ユーゴやソ連、東ドイツなんかが、まだあるのかな?・・・ と楽しみです。
でも歴史の勉強には、そういう地図が役立ちそうですよね。

こちらの地図だと、日本が右端にとても小さくしか載っていないので
(適当な地図だと、きちんと日本の形になっていないことも・・・)
子供達は、日本が、ほんとにちっぽけな島国だと思っていたようで
行ってみて、ちょっとビックリしたようです。

最近は、存在すると思われていた島が、実際に行ってみたら
「なかった」  なんてこともあったそうですし
地球儀や地図帳も眺めていると楽しいですよね~。 
pau paudot 2012.11.25 19:29 | 編集
私も、古いものを大事に使うために取っておきたいけど、狭い日本の住宅事情だとなかなか…
やはり、お家が広いからこそ多くのものが残っているんでしょうね。

それに、使いたいときにその物がどこにあるか把握してないと使えないですよね?
私には無理です(笑)

あと、何かのときに"Sütterlin"と言われる筆記体を見せてもらったことがありました。
これはもっと古い時代のものなんですかね?

1つ1つ見せてもらえればわかるけど、連続した綴りになると全く読み取れませんね^^;
Michidot 2012.11.26 19:57 | 編集
コンパスセット、凄いですね~。
なんだか、プロ(どんなプロかは分りませんが…)が使いそうな品に見えます。

ドイツの物は、文房具意外にも、『職人技』と思われるのが多くて、私は大好きです。

子供の頃に、祖父宅で見つけた携帯用のCarl Zeissの双眼鏡、無性に欲しくなって貰ってしまいましたが、未だに持っています(持っているはずv-356)。かれこれ、30年以上ですね。

そして、ドイツのお母さま方が、未来の孫のために服をとっておかれる気持ち、なんとなく分るかも。
義母は、夫の靴やお宮参りの着もの、母は私の木製のママゴトセットを大事に持っていましたから。
因みに、我が家の旦那も、子供達の服や玩具を『殿堂入り』と称して大事に取っておきたがるのですが、擦り切れるまで使った帽子や壊れた玩具は私の目から見ると、ゴミにしか見えないんですけどね~~~。

私は、物を大切にする心が欠けているかしら??

Clolodot 2012.11.27 05:37 | 編集
そうですね、引越しが多い家庭だと古いものは捨ててしまうと思うので
やはり昔から地元の一軒家に住んでいる人ほど、家に古いものを溜め込んでいるのでしょうね。

Sütterlin は、 以前 博物館で子供達が習ってきたことを記事にしているのですが
これが 「Sütterlin」 という名前であることは、 今日 初めて知りました!
日本でこれを知っている方がいらっしゃるなんてすごいですね。
カリグラフィーでもされていらっしゃるのでしょうか?
この文字、 1945年くらいまで普通に使われていたようです。
http://nirenokomichi.blog.fc2.com/blog-entry-42.html 

記事にも書きましたが、ドイツ語の筆記体って、私くらいの年代の人でも
今の子供達とはかなり違った書き方を習っていたんです。
だから小学校の先生達も、自分が教わったこととは
違うことを教えないといけなくて苦労しているようですね。
アメリカみたいに、筆記体を使わないようにしてしまうと楽なのでしょうけど
それも、なんだか味気ない気がするし・・・ 
そうなると、 誰にでも読みやすいように変えていくしかないのでしょうね。

物がどこにあるのか分からなーい! は、 我が家ではいつもの事ですよ~。
小さい家でも、大きな家でも、 同じ状態だとは思うんですけどね・・・ (;^_^A
pau paudot 2012.11.27 07:14 | 編集
プロが使いそうなコンパス・・・  ふふふっ 本当にそうですよね   (*^m^*)
以前はドイツのマイスターの 『職人技』 って、 簡単に真似できないような
すごい技術だったのでしょうけど、 今は、日本人も安くて良いものをドンドン作るようになったので
なかなか  「ドイツ製品でないと!」  と思うような物は少なくなってきました。
それでも  Zeiss や ライカは、 今でも、その業界でトップの信頼を得ている企業ですからね。
お祖父さまの双眼鏡も、歴史を感じる重厚なものなのでしょうね。
お母さま方も、お子さんの服やおもちゃなどを取っておられたのですか?  
すごいです!  日本の方でも、いらっしゃるんですね~。
でもやはり、その年代の人達で終わりなのかな・・・  と思ったら ご主人もv-364
素晴らしいです v-424  
あっ、でも、 よーく分かりますよ。
男の子三人が使った後の衣類やおもちゃがどんな状態かは・・・ (^^;)
うちのオットも同じような・・・  いや、もっとすごいかもしれません。
なんでも取っておくので、本当に迷惑で・・・
今やもう、 若いドイツ人達は、 何でもドンドン e-bayで売りさばいちゃってますけどね~。
pau paudot 2012.11.27 07:31 | 編集
管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。